鯛ラバは、必要な道具と釣り方さえ知っていれば、誰にでも簡単に出来る釣りです。
名称は「鯛」ラバですが、狙える魚は鯛だけでなく、チヌや青物など様々な魚種が釣れるので、ある意味万能な釣りとも言えます。
鯛ラバ専門の釣り船もありますし、馬力の有るボートから手漕ぎボート、カヤックフィッシングを行うのも楽しいです。
鯛ラバは誰にでも出来るシンプルな釣り
鯛ラバに必要な道具は、大まかに下記4種類です。
*ネットで購入するならこのカヤックがいいと思います
鯛ラバに必要な道具
ロッド
ポイントの水深によって使われるものが変わってきますので、一概にこれをオススメとは言えませんが、紅牙、炎月が圧倒的人気の鯛ラバ専用ロッドです。
6Ft前後を使用することが多く、個人的には5Ft程度の短いロッドが好みです。
*こちらの記事も参考にしてください
この記事では、タイラバで使用する定番人気のオススメロッドを紹介します。 タイラバは、シンプルな仕掛けで初心者でも容易に出来る釣法で、近年非常にメジャーな釣りになっています。 タイラバロッドは、他の釣りのロッドに比べてそれほど種類[…]
*DAIWA派=紅牙
*SHIMANO派=炎月
*TS氏使用
昔は、紅牙使っていましたが折れて(貸して折られて?)買い替えた記憶が・・・
リール
カウンター付きのリールが便利です。
個人的には、鯛ラバに使用するリールの性能はそこまで重要ではないので、ここにお金を掛けるよりもロッドを良いものを購入するべきだと思っています。
*DAIWA派=紅牙
*SHIMANO派=炎月
*TS氏使用
退職祝いにプレゼントしてもらったリールです。今でも大切に使っております!!
ライン
1号前後のPEラインを使用します。
これも、水深や狙う魚の大きさによって変わりますので、あくまでも目安ですが参考にしてください。
- 水深20m以内=0.6号
- 水深20m~50m=1号
- 水深50m以上=1.2号か1.5号
鯛ラバ
鯛ラバは、大きく3つのアイテムで構成される仕掛けです。
- ヘッド
- ラバー(スカート・ネクタイ)
- フック
それぞれ、セットになって販売しているものを選ぶのが楽ですが、段々と好みも出てくると思います。
ヘッド
錘のことです。20gから120gくらいまでがよく使われる重さです。
形は丸型がオーソドックスですが、それ以外の形も多くあります。
乗り合いで鯛ラバをするときなどは、フォールが真っ直ぐになる丸型を優先して使う方が良いと思います。
私的には、それ以外の形状であるメリットをあまり感じないです。
誘導式
最近では、セットで売っている鯛ラバのほとんどは誘導式です。ヘッドが独立しており、より自然なアクションとバイトが得られます。
固定式とどちらを選んでも問題ないので使い分けてみて下さい。
固定式
その名の通り、ヘッドとフック、ラバーが一体となり、固定されているタイプになります。
固定式の利点としては、誘導式よりも当たりをダイレクトに感じることが出来る、それに尽きると思います。
鯛ラバは、バラシが非常に多い釣りなので、如何に当たりを感じるかということが重要になります。
ネクタイ
鯛ラバにおいて最も重要なのがネクタイです。鯛が喰らい付いてくる部分ですので、これの選択が釣果にモロに影響します。
様々なカラーと形状がありますので、その日調子良いものを選びましょう。
ストレートタイプ
真っ直ぐと伸びたタイプのネクタイです。食いが良いのが特徴です。
カーリータイプ
ストレートタイプよりも水の抵抗を受けやすいためアピール力は勝ります。
このほかにも様々なネクタイがありますので、まずはお好みの形状を選ぶと良いと思います。
+α ワーム
フックにワームを付けることで、よりアピール力が上がります。
有っても無くても鯛ラバは成り立ちますが、個人的にはワームを付けている人のほうがいつも釣っている気がします。
使用するワームは、ライトゲームに用いるサイズのものが一般的です。
赤・黒・オレンジが定番カラーです
他にも黄色・青系もありますし、それがその日のヒットカラーということにもなりますので、いろいろと試す必要があります。
どれを使ってはいけないというのはありませんが、ヘッド、スカート、ネクタイで統一感を出した方が良いみたいです。
*激安ですが実績はあります
鯛ラバ:釣り方
余計なことはしなくても簡単に釣れるのが鯛ラバの良いところです。
着底から巻き上げる、の繰り返し
基本的には、着底させてから10m(場面に寄りますが~20m)程ただ巻きをする、という繰り返しになります。
着底から巻き上げにアクションを加える人もいますし、私も軽くアクションを入れます。
その際には、ジギングのように大きくロッドを煽る必要は無く、ライトゲームでミノーを動かすくらいのアクションで十分だと個人的には思っています。
釣果を伸ばすためのポイント
釣れることろで釣れるように釣りをしたら誰でも釣れます(笑)
下記の3つを重視・意識することで釣果が伸びると思われます。
魚群探知機を活用
鯛ラバに限らず、船釣りと言えばコレ!!
魚群探知機をフル活用することでずいぶんと釣果に差が出ます。
漁師さんの使っているような性能の良い魚群探知機は、一般人は使わないと思いますので、手軽なもので代用しましょう。
地形の変化を見逃すな
上記の魚探を利用して、地形の変化を探りましょう。
深場からの急な駆け上がりや、岩礁帯は、魚が好むポイントになっていることが多いので、積極的に狙ってみましょう。
反応の良い種類を使用する
複数人で鯛ラバをしている場合には、まず最初は、違ったカラー・ネクタイを使って始めてみましょう。
そのポイントで、普段どのようなものを食べているのかによってターゲットの好み・反応が違います。
これは、他の釣りにも共通することで、周りで釣れているパターンに合わせて真似をすることで釣果に繋がります。
自を貫くのもそれはそれでいいですが、私の経験上、その日のパターンに合わせる・知ることは重要です。
オススメは貸しボートで流して鯛ラバ
鯛ラバで釣果だけを求めるのであれば、専門の釣り船に乗るのが手っ取り早いのは間違いありません。
しかし、水深20mくらいからでも出来る気軽な釣りですので、自分でボートを操作して流しながらするのも楽しいですよ!!